Nadcap について

Nadcap について

Nadcap は、航空宇宙産業と防衛産業全体にわたる品質保証を目的として、品質の向上とコストの削減に向けて業界が協力し合う、前例のない取り組みです。

Nadcap の利点

Nadcap は、認証の要件を確立するために、業界および政府の両方から技術的な専門家を集め、サプライヤを認定し、運用プログラムの要件を定義する、適合性評価の業界主導のアプローチです。請負業者、サプライヤ、政府の代表者が協力して、次の機能を持つプログラムを開発することにより、品質保証への取り組みの標準化、航空宇宙産業全体にわたる不要な審査の削減を実現しました。

  • すべての参加者の要件を満たす、厳格な業界合意規格を確立する。
  • サプライヤによる慣例的な審査から、ユーザーコミュニティメンバーの総意による意思決定プロセスを経て認定される審査に変える。
  • 徹底され、技術的に優れた特殊工程審査を実施する。
  • 厳格な要件により、業界全体のサプライヤの品質を向上させる。
  • 標準化を強化することで、コストを削減する。
  • 確実に工程に精通し、専門的な技術を持つ審査員を活用する。
  • プライムサブスクライバの審査機会を増やし、サプライヤの審査を減らす。

沿革

Nadcap が発足する前、航空宇宙産業の企業は、自社のサプライヤを独自のプロセス要件により審査し、合意事項を検証していました。サプライヤが顧客である企業に提供しているプロセスは、似たものであったり、まったく同一であることが多いため、顧客要件も類似していました。

したがって、これらの重複した審査は、不要であったり、審査の価値を高めるどころか、ただ作業負荷を増やすだけのものでした。航空宇宙産業の請負業者にとって、自社で審査を実施することは、二度手間、冗長な審査、不要な管理とほぼ同義であり、ひいては価値を生むことなくコストを増加させるものでした。

そこで、1989 年 11 月、米国政府と業界提携会議(Industry Equal Partners Conference)は、サプライヤのプロセス制御システムの審査の重複に対して、統一されたソリューションを開発することを推奨し、1990 年 7 月に、Nadcap プログラムの運営を行う Performance Review Institute

を設立しました。

メンバー

Nadcap は業界主導のプログラムです。つまり、業界から参加しているお客様は、組織のあらゆるレベルを代表しているため、全体的な構想を考案するだけでなく、プログラムの日常的な活動に助言を与えることもできます。